「四十九日が終わるまでは、手をつけないほうがいいのだろうか」「賃貸の退去日が迫っているのに、まだ気持ちの整理がつかない」
大切な方を見送ったあと、遺品を前にして手が止まってしまう。そんな状態のまま、日だけが過ぎていませんか。
結論からお伝えすると、遺品整理を始める時期に決まりはありません。四十九日の法要のあとに始める方が多い一方で、退去期限や手続きの期限が先に来る場合は、そちらを優先して構いません。大切なのは、「一般的にいつか」ではなく、あなたの場合に最初に来る期限がいつかです。この記事では、時期の目安と、前倒しすべきケースの見分け方、そして始める前に必ずやっておきたい準備までをお伝えします。
- 遺品整理を始める時期の目安と、前倒しして問題ないケース
- 時期を決めるときに見るべき4つの判断軸
- 始める前にやっておくこと3ステップと、任せる場合の費用の目安
目次
遺品整理はいつから始める?結論と、時期がずれる3つのケース
遺品整理を始める時期に、法律上の決まりや宗教上の決まりはありません。実際には、四十九日の法要を区切りとして始める方が多くいらっしゃいます。
四十九日が目安とされているのは、次の2つの理由からです。
- 親族が一度に集まる機会であり、形見分けの話をまとめやすい
- 気持ちのうえで、ひとつの区切りをつけやすい
つまり四十九日は、「それまで触ってはいけない日」ではなく、話し合いと作業を進めやすいタイミングとして選ばれている、ということです。
「早く始めるのは薄情」ではありません
ご相談の場で、「まだ日が浅いのに、片付けの話をしていいものか」とためらわれる方は本当に多くいらっしゃいます。
けれども、遺品を整理することと、故人を大切に思うことは別のものです。むしろ期限に追われて慌てて進めるほうが、一つひとつの品と向き合う時間は失われます。手を動かせるうちに動いておくことは、故人にとっても失礼にはあたりません。
時期が四十九日からずれる3つのケース
次のいずれかに当てはまる場合は、四十九日を待たずに動き始めることをおすすめします。
- 賃貸住宅や高齢者施設の退去期限が決まっている
- 相続に関する手続きの期限が先に来る
- 遠方に住んでいて、動ける日が限られている
弊社にも、四十九日の前後にご相談が集中する一方で、「退去日まであと2週間」という段階で慌ててお問い合わせいただくケースが少なくありません。先に期限を確認しておけば、選べる方法の幅が広がります。
それぞれの判断軸を、次の章で具体的に見ていきます。
遺品整理の時期を決める4つの判断軸
時期は「気持ちの整理がついたら」ではなく、「一番早く来る期限」から逆算して決めてください。
見るべき軸は次の4つです。
▼時期を決める4つの判断軸
| 判断軸 | いつまでに動くか | 間に合わないとどうなるか |
|---|---|---|
| ①賃貸・施設の退去期限 | 退去日の1か月前には見積もり | 家賃・利用料が発生し続ける |
| ②相続に関する手続き | 手続きの期限を先に確認 | 選べる手続きが限られる場合がある |
| ③親族の合意 | 作業日を決める前 | 作業後にわだかまりが残る |
| ④遠方からの移動 | 帰省日が決まった時点 | 次の帰省まで数か月動けない |
軸①:賃貸・施設の退去期限
もっとも優先度が高いのがこれです。退去日が決まっている場合、そこから逆算して作業日を先に押さえてください。
お部屋を明け渡すまでは家賃や利用料が発生し続けるため、迷っている期間そのものが費用になります。家財の量が多いお部屋は、見積もりから作業まで日程を要することもありますので、退去日の1か月前を目安にご相談いただくと安心です。
軸②:相続に関する手続きの期限
遺品のなかには、通帳・権利証・保険証券など、相続の手続きで必要になる書類が含まれています。これらが出てくる前に家財をまとめて処分してしまうと、あとから探せなくなります。
なお、相続の手続きには期限が設けられているものがあり、内容によって扱いも大きく異なります。ご自身のケースがどれに当たるかは、必ず公的機関の公式ページで確認するか、弁護士・税理士・司法書士などの専門家にご相談ください。
軸③:親族の合意が取れているか
作業が終わったあとに揉めごとになる原因の多くは、「聞いていなかった」です。
- 形見分けの対象にする品を先に決めておく
- 誰が立ち会うか、立ち会えない人にはどう報告するかを決めておく
この2点だけでも共有しておくと、あとの流れがまったく変わります。遺品整理は、物の作業である前に、親族間の合意づくりです。
軸④:遠方に住んでいる場合
ご実家が仙台・宮城で、あなたは県外にお住まいというケースも多くあります。この場合、「帰省できる日」そのものが最大の制約になります。
現実的な進め方は次のとおりです。
- 写真を送って概算を相談する:お部屋の様子をLINEや問い合わせフォームからお送りいただければ、おおよその見当をお伝えできます
- 帰省日に合わせて現地見積もりを入れる:弊社は最短30分で出張見積もりに伺えます。滞在中に見積もりまで済ませておくと、その後の日程が組みやすくなります
- 作業日を決める:ご都合が合えばそのまま作業も可能です。後日の作業でも問題ありません
- 作業当日:立ち会いが難しい場合は、鍵のお預かりや、作業前後の写真でのご報告といった形で対応します
作業中に通帳や印鑑などの貴重品が出てきた場合は、必ずご報告したうえでお預かりします。「帰れないから動けない」という理由で止まる必要はありません。
親御さんがまだお元気で、これから物を減らしていきたいという段階の方は、進め方が変わります。
遺品整理を始める前にやっておくこと3ステップ
始める前の準備で、当日の進み方は大きく変わります。手を動かす前に、次の3つを済ませてください。
ステップ①:探す物のリストを先に作る
家財を動かし始めてからでは、小さな物ほど埋もれてしまいます。最初に「探す物」を書き出しておいてください。
- 通帳・キャッシュカード・印鑑
- 不動産の権利証、契約書類
- 保険証券、年金関係の書類
- 遺言書、エンディングノート
- 貸金庫の鍵、有価証券
弊社の作業でも、タンスの奥や本の間から通帳や現金が出てくることは珍しくありません。あらかじめリストがあれば、作業員も注意して探せます。
ステップ②:親族に「いつ・どこまでやるか」を共有する
作業日、立ち会う人、形見分けの対象。この3つを先に決めておきます。
一人で進めてしまうと、あとから「あの品はどうしたのか」という話になりがちです。写真を撮って共有しておくだけでも、後々の説明がずっと楽になります。
ステップ③:大型の家具・家電は「出し方」を先に決める
タンス、ベッド、食器棚、冷蔵庫、洗濯機。遺品整理で一番手間がかかるのがこの部分です。
自治体の粗大ごみ収集を利用する場合、申し込みから収集日まで日数がかかったり、一度に出せる個数に上限が設けられていたりすることがあります。「帰省中にまとめて出そう」と考えていると、日程が合わずに持ち越しになりがちです。
お住まいの自治体の受付方法・収集までの日数・個数の上限は、必ず事前に公式ページでご確認ください。ご実家が仙台市にある場合は、下記が窓口になります。
運び出しに人手が必要な物、階段を通らない物は、この段階で業者に相談しておくと当日が動きます。
仏壇・神棚・人形など、扱いに迷う品について
遺品整理では、そのまま手放すことにためらいのある品が必ず出てきます。仏壇、神棚、位牌、写真、人形などです。
これらは供養という形で対応できます。弊社では、提携している寺院での合同供養を20,000円〜(要相談)でご案内しています。扱いに迷うお品があれば、見積もりの際にお申し付けください。
遺品整理をまとめて任せたいときは
「自分たちだけで進めるのは難しい」と感じたら、その時点でご相談ください。宮城県内での遺品整理なら、仙台不用品回収サービスがお手伝いします。仕分け・運び出し・搬出まで、まとめてお任せいただけます。
費用の目安
費用は「お部屋の広さ」と「物量」で決まります。目安料金は次のとおりです。
▼お部屋の広さ別の目安料金
| お部屋の広さ | 作業員 | 目安料金 |
|---|---|---|
| 1K | 1人 | 25,000円〜 |
| 1DK | 2人 | 55,000円〜 |
| 1LDK | 2人 | 70,000円〜 |
| 2DK | 3人 | 100,000円〜 |
| 2LDK | 4人 | 120,000円〜 |
| 3DK | 4人 | 150,000円〜 |
| 3LDK | 4人 | 180,000円〜 |
| 4DK | 5人 | 200,000円〜 |
| 4LDK〜 | 6人 | 220,000円〜 |
処分費・人件費・交通費・搬出費を含んだ料金です(税込)。正式な金額は、現地でお部屋を拝見したうえでご提示します。
家具・家電を数点だけ運び出したいという場合は、各種軽トラ積み放題プランもご用意しています。なお、まだ使える家電や家具は買取値がつく場合があり、その分は見積もりから差し引きます。特に製造から4年以内の家電は、値がつきやすい傾向にあります。
関連記事 👉仙台の不用品回収の料金はいくら?相場と安く・安全に処分するコツ
実際の作業事例
▼事例①:太白区鹿野
- 作業エリア:太白区鹿野
- お荷物:ご自宅の家財一式
- 作業費用:70,000円(買取5,000円)
- 所要時間:半日
ご自宅の売却にあたり、残された家財をまとめてお引き取りした事例です。買取できる品を査定しながら総額を算出し、5,000円分を差し引いてご提示しました。
▼事例②:石巻市あけぼの北
- 作業エリア:石巻市あけぼの北
- お荷物:ご自宅丸ごと(家財一式、寝具、雑貨、庭周りなど)
- 作業費用:196,000円(買取20,000円)
- 所要時間:1日
誰も住まなくなったご自宅を、庭周りまで含めて丸ごと片付けた事例です。弊社の対応エリアは宮城県内ですので、仙台市外のご実家でもご相談いただけます。遠方にお住まいで現地に通えないという場合も、まずはお問い合わせください。
弊社が選ばれている理由
- クチコミ5,000件超。実際の作業に対する評価をご覧いただけます
- 作業実績10,000件以上、東北エリアのなかで最大規模の体制
- 見積もりは無料・最短30分で出張見積もりに伺います
- 熟練スタッフが見積もるため、提示額と実際の請求にズレが出ません。強引な営業や、後からの追加費用は一切ありません
- 家電リサイクル品を含めて、手続き不要でまとめてお引き取りできます
- 諸外国への輸出貿易を行っているため、一般の業者市場では需要が高くない品にも価値を見出せる場合があります
許可と、処分先の体制について
弊社は産業廃棄物収集運搬業許可(00400201293)および古物商許可(221020002352)を取得しています。
そのうえで、ご家庭から出る一般廃棄物については、一般廃棄物処理業の許可を持つ業者へ運搬・処分を委託する形をとっています。「許可があるから何でも自社で処分できる」と説明する業者もありますが、実際には廃棄物の種類ごとに必要な許可が異なります。依頼先を選ぶ際は、この点も確認しておくと安心です。
運営会社は株式会社エイトステップ、所在地は宮城県仙台市太白区長町7丁目11-11です。
関連記事 👉やばい遺品整理業者に注意
よくあるご質問
Q. 四十九日の前に依頼しても大丈夫ですか?
はい、問題ありません。退去期限やお手続きの都合で、法要を待たずにご依頼いただくケースは多くあります。ご相談だけ先にいただいて、作業日を後日決めることも可能です。
Q. 立ち会えないのですが、作業をお願いできますか?
はい、対応可能です。鍵をお預かりして作業を進め、作業前後のお写真でご報告する形をとっています。貴重品が出てきた場合は必ずご報告したうえでお預かりします。
Q. 仏壇や位牌、写真はどう扱ってもらえますか?
はい、供養にも対応しています。提携している寺院での合同供養を20,000円〜(要相談)でご案内しています。扱いに迷うお品は、見積もりの際にお申し付けください。
ご相談から片付けまでは3ステップ
- お電話・LINE・問い合わせフォームからご連絡
- 無料の現地見積もり、または写真でのお見積り
- ご納得いただけましたら、そのまま作業を手配
お支払いは現金と各種クレジットカードに対応しています。
まとめ:遺品整理は「一番早く来る期限」から逆算して決める
最後に、この記事の要点を振り返ります。
- 遺品整理を始める時期に決まりはない。四十九日は「話し合いと作業を進めやすいタイミング」であって、それまで触ってはいけない日ではない
- 退去期限・相続の手続き・遠方からの移動という制約がある場合は、四十九日を待たずに動いてよい
- 相続に関する手続きの期限は、必ず公式ページで確認するか専門家に相談する
- 始める前に「探す物のリスト」「親族との共有」「大型家具の出し方」の3つを済ませておく
- 任せる場合の目安は1K 25,000円〜、2LDK 120,000円〜。供養は20,000円〜(要相談)
遺品と向き合う時間は、期限に追われるほど短くなります。まずはご自身の場合の期限を確認するところから始めてみませんか。
運び出しが難しいものが出てきたら、そこからは弊社にお任せください。
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