実家じまいとは?進め方5ステップと費用の目安|片付け・遺品整理との違い

実家じまいとは?進め方5ステップと費用の目安|片付け・遺品整理との違い

「親が施設に入って、実家に誰も住まなくなった」「相続はしたものの、あの家をどうすればいいのか分からない」

そんな状態のまま、実家の鍵だけを持って何年も過ぎていませんか。

結論からお伝えすると、実家じまいは「家財を空にする」→「家の行き先を決める」の順で進めるのが正解です。順番が逆になると、売却や解体の相談をしても話が前に進まず、そこで止まってしまいます。

この記事では、実家じまいとは何をすることなのかを整理したうえで、進め方の5ステップ、遠方に住んでいる場合の進め方、そして家財の片付けにかかる費用の目安までをお伝えします。

✅この記事でわかること

  • 実家じまいとは何をすることか。実家の片付け・遺品整理との違い
  • 何から始めればいいかがわかる進め方5ステップ
  • 遠方に住んでいても実家じまいを進める方法と、費用の目安

実家じまいとは?実家の片付け・遺品整理との違い

実家じまいとは?実家の片付け・遺品整理との違い

実家じまいとは、誰も住まなくなった実家を空にし、その家の行き先を決めるまでの一連の作業を指します。

「片付け」と聞くと物を減らす作業を思い浮かべますが、実家じまいはそこで終わりません。空になった家を売るのか、解体するのか、貸すのか、当面そのまま持っておくのか。家という不動産の扱いを決めるところまでが含まれます。

実家じまいで実際にやること

大きく分けると、やることは次の4つです。

  1. 名義と相続の状況を確認する
  2. 家財を空にする
  3. 家の行き先(売却・解体・賃貸・保有)を決める
  4. 引き渡しとライフラインの停止をする

このうち、多くの方が最初につまずくのが2番です。家財が残ったままでは、不動産会社の査定も、解体の見積もりも、実際の数字が出ません。まずは家を空にすること。ここが実家じまいの起点になります。

実家じまいを始めるきっかけは主に3つ

弊社にご相談をいただくきっかけは、おおむね次のいずれかです。

  • 親が施設に入居した:一番多いパターンです。家財がそのまま残り、家賃や固定費だけがかかり続けます
  • 親が子世帯と同居することになった:持っていく物と手放す物の仕分けから始まります
  • 相続で実家を引き継いだ:兄弟姉妹で共有になっていて、話が進まないケースもあります

いずれの場合も、誰も住んでいない家を持ち続けている状態という点は共通しています。

実家の片付け・遺品整理との違い

似た言葉が並ぶため、ここで整理しておきます。あなたが今どの段階にいるかで、最初にやるべきことが変わります。

▼家の状態別の呼び方と、最初にやること

家の状態 呼び方 家の行き先 最初にやること
親が住んでいる 実家の片付け・生前整理 そのまま住み続ける 物を減らして暮らしやすくする
誰も住んでいない(親は健在) 実家じまい 売却・解体・賃貸などを決める 家財を空にする
親が亡くなった後 遺品整理 相続の話し合いを経て決める 遺品の仕分けと期限の確認

この記事で扱っているのは、真ん中の「誰も住まなくなった実家をどうするか」です。

親御さんがまだ実家にお住まいで、これから物を減らしていきたいという段階の方は、進め方が変わります。

関連記事👉実家の片付けが進まない理由と始め方|生前整理は何からやるべき?

親御さんを見送られたあとで、いつ手をつけるべきか迷っている方は、こちらをご覧ください。

関連記事👉遺品整理はいつから始める?四十九日を待つべきか、先に動くべきかの判断基準

空き家のまま置いておくとどうなるか

「急いでいないから、しばらくこのままでいい」と考える方も多くいらっしゃいます。

ただ、人が住まなくなった家は傷みが早く進みます。換気がされず、庭木が伸び、郵便物がたまる。この状態が続くと、近隣からの相談をきっかけに自治体が関わることになる場合があります。管理が行き届かない空き家に対しては、自治体から助言や指導が行われる仕組みが設けられています。

自分の家がどう扱われるのか、どんな支援や補助があるのかは、必ずお住まいの自治体の公式ページでご確認ください。実家が仙台市にある場合は、下記が窓口になります。相続や売買について、専門家に無料で相談できる相談会も開かれています。

参考:空き家対策|仙台市

参考:空き家総合相談会|仙台市

実家じまいの進め方5ステップ

実家じまいの進め方5ステップ

実家じまいは、家財を空にするところから始めてください。先ほどお伝えしたとおり、物が残ったままでは家の行き先を決める判断材料がそろわないためです。

手順を、次の5ステップで固定します。

ステップ①:名義と相続人を確認する

最初に確認するのは、その家が誰の名義になっているかです。

親が住んでいた家でも、名義が祖父母のままになっていることは珍しくありません。名義が本人以外になっていると、売却も解体も手続きが止まります。

また、相続で引き継いだ不動産については、登記の申請に期限が設けられています。期限や必要な手続きは個々の事情で扱いが変わりますので、必ず公式ページで確認するか、司法書士・弁護士などの専門家にご相談ください。

参考:相続登記の申請義務化について|法務省

兄弟姉妹で共有になっている場合は、家をどうするかの方針を先に一致させておくことをおすすめします。家財を片付けたあとで「売るつもりはなかった」と言われると、作業がやり直しになります。

ステップ②:探す物・残す物を先に決める

家財を動かし始めてからでは、小さな物ほど埋もれてしまいます。手をつける前に「探す物」を書き出しておいてください。

  • 不動産の権利証、契約書類
  • 通帳・キャッシュカード・実印
  • 保険証券、年金関係の書類
  • 写真、アルバム、手紙

弊社の作業でも、タンスの奥や本の間から通帳や現金が出てくることは珍しくありません。あらかじめリストがあれば、作業員も注意して探せます。

ステップ③:家財を空にする

実家じまいで一番手間と時間がかかるのが、この工程です。

自治体の粗大ごみ収集を利用する場合、申し込みから収集日まで日数がかかったり、一度に出せる個数に上限が設けられていたりすることがあります。「帰省中にまとめて出そう」と考えていると、日程が合わずに持ち越しになりがちです。

受付方法・収集までの日数・個数の上限は、必ず事前に公式ページでご確認ください。実家が仙台市にある場合は、下記が窓口になります。

参考:粗大ごみの出し方・受付|仙台市

参考:五十音で引くワケ方事典|仙台市

▼費用を抑える3つのコツ

  1. 買取に対応している業者を選ぶ:まだ使える家具・家電は買取値がつく場合があり、その分を差し引けます。特に製造から4年以内の家電は値がつきやすい傾向にあります
  2. 自治体の粗大ごみ収集を併用する:自分で指定場所まで運べる物だけ先に出しておくと、業者に依頼する量を減らせます
  3. 運べる小物は先に片付けておく:作業当日の手間が減るぶん、見積もりの相談もしやすくなります

「無料回収」をうたう業者にはご注意ください。実家じまいでは、大型家具や家電がまとまって出ます。そこに「無料で回収します」というトラックやチラシが重なると、つい頼みたくなるものです。

しかし、運搬や処分には必ず費用がかかります。「無料」と案内しておきながら、積み込み後に高額な料金を請求されるトラブルは、公的機関にも相談が寄せられています。

参考:不用品回収サービスのトラブル|国民生活センター

見積もりが無料であることと、作業が無料であることは別です。作業前に書面や画面で金額が提示されるかを、依頼先を決める基準にしてください。

関連記事👉失敗しない不用品回収業者の選び方4選

ステップ④:家の行き先を決める

家が空になったら、いよいよ家そのものの扱いを決めます。選択肢は主に4つです。

▼家の行き先4つの比較

選択肢 手間 決着までの早さ 向いているケース
そのまま売却する 建物がまだ使える状態で、早く手放したい
解体して土地として売る 建物の傷みが大きく、買い手がつきにくい
賃貸に出す 立地がよく、家を手放したくない
当面そのまま持っておく × 相続の話し合いが済んでいない

どれを選ぶかは、建物の状態・立地・相続人の意向で変わります。費用の見当をつけるには、不動産会社や解体業者に実際の家を見てもらうのが一番の近道です。空になった家であれば、その日のうちに見てもらえることもあります。

なお、「当面そのまま持っておく」を選ぶ場合も、家財だけは先に空にしておくことをおすすめします。物がなければ傷みの進み方が変わり、あとから方針が決まったときにすぐ動けます。

ステップ⑤:引き渡しとライフラインの停止

最後に、家を手放すための事務手続きです。

  • 電気・ガス・水道の停止(作業日までは使えるようにしておく)
  • 郵便物の転送手続き
  • 火災保険・固定資産税の扱いの確認
  • 鍵の引き渡し

ライフラインは、片付けの作業が終わってから止めてください。先に止めてしまうと、作業当日に照明も水道も使えず、作業効率が落ちます。

遠方に住んでいても実家じまいはできる?

遠方に住んでいても実家じまいはできる?

結論、遠方にお住まいでも実家じまいは進められます。ご家族の立ち会いなしで作業を進めるケースにも対応しています。

「年に1〜2回しか帰れない」「そもそも仕事を休めない」という状況は、実際にご相談の多いパターンです。

遠方から進めるときの流れ

▼遠方から依頼する流れ

  1. 写真を送って概算を相談する:お部屋の様子をLINEや問い合わせフォームからお送りいただければ、おおよその見当をお伝えできます
  2. 帰省日に合わせて現地見積もりを入れる:弊社は最短30分で出張見積もりに伺えます。滞在中に見積もりまで済ませておくと、その後の日程が組みやすくなります
  3. 作業日を決める:ご都合が合えばそのまま作業も可能です。後日の作業でも問題ありません
  4. 作業当日:立ち会いが難しい場合は、鍵のお預かりや、作業前後の写真でのご報告といった形で対応します

弊社の対応エリアは宮城県内です。仙台市外のご実家でもご相談いただけます。

通えない期間、家の管理はどうするか

実家じまいが遺品整理や実家の片付けと違うのは、決着がつくまでの間、誰も住んでいない家の管理責任が自分にあるという点です。

  • 郵便物がたまり、不在が外から分かる状態になる
  • 庭木や雑草が伸び、近隣からの声が届く
  • 換気がされず、湿気で建物の傷みが進む

これらは、通えない期間が長いほど重くなります。そして家財が残っているほど、管理の手間も傷みの進み方も大きくなります。「行き先が決まってから片付けよう」ではなく、先に空にしておいたほうが、結果的に負担は軽くなります。

立ち会えない場合の対応と貴重品の扱い

作業中に通帳や印鑑、現金などの貴重品が出てきた場合は、必ずご報告したうえでお預かりします。ご不在でも、後から「あれはどこへ行ったのか」とご心配いただくことはありません。

作業前後のお写真もお送りしますので、現地にいらっしゃらなくても、どこまで進んだかを確認いただけます。「帰れないから動けない」という理由で止まる必要はありません。

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※弊社の対応エリアは宮城県内です。

実家を空にする作業をまとめて任せたいときは

実家を空にする作業をまとめて任せたいときは

「自分たちだけで運び出すのは難しい」と感じたら、その時点でご相談ください。宮城県内での実家じまいなら、仙台不用品回収サービスがお手伝いします。仕分け・運び出し・搬出まで、まとめてお任せいただけます。

費用の目安

費用は「お部屋の広さ」と「物量」で決まります。目安料金は次のとおりです。

▼お部屋の広さ別の目安料金

お部屋の広さ 作業員 目安料金
1K 1人 25,000円〜
1DK 2人 55,000円〜
1LDK 2人 70,000円〜
2DK 3人 100,000円〜
2LDK 4人 120,000円〜
3DK 4人 150,000円〜
3LDK 4人 180,000円〜
4DK 5人 200,000円〜
4LDK〜 6人 220,000円〜

処分費・人件費・交通費・搬出費を含んだ料金です(税込)。正式な金額は、現地でお部屋を拝見したうえでご提示します。

家具・家電を数点だけ運び出したいという場合は、積み放題プランもご用意しています。

▼積み放題プランの目安料金

プラン 目安料金
軽トラ積み放題 15,000円〜25,000円
1.5tトラック 35,000円〜50,000円
2tトラック 50,000円〜80,000円

まだ使える家電や家具は買取値がつく場合があり、その分は見積もりから差し引きます。また、仏壇・神棚・人形など扱いに迷うお品は、提携している寺院での合同供養を20,000円〜(要相談)でご案内しています。

関連記事👉仙台の不用品回収の料金はいくら?相場と安く・安全に処分するコツ

実際の作業事例

▼事例①:泉区桂

泉区桂丸ごと片付けの作業事例
  • 作業エリア:泉区桂
  • お荷物:大型タンス複数、食器棚など
  • 作業費用:39,000円(買取1,000円)
  • 所要時間:1時間

家を引き払うにあたり、残された大型家具をまとめてお引き取りした事例です。1.5tトラックのプランで対応し、買取できる品を査定しながら総額を算出しました。大型家具が中心でも、運び出しから搬出まで1時間で完了しています。

この事例の詳細を見る

▼事例②:宮城野区東仙台

宮城野区東仙台 丸ごと片付け事例
  • 作業エリア:宮城野区東仙台
  • お荷物:家財一式、家電一式、外回り
  • 作業費用:290,000円(買取10,000円)
  • 所要時間:1日

お家を丸ごと空にした事例です。室内の家財・家電だけでなく、物置や庭周りといった外回りまで含めて1日で完了しています。「どこまで頼めるのか分からない」という場合も、見積もりの際にまとめてご相談ください。

この事例の詳細を見る

弊社が選ばれている理由

  • 家電リサイクル品を含めて、手続き不要でまとめてお引き取りできます
  • 諸外国への輸出貿易を行っているため、一般の業者市場では需要が高くない品にも価値を見出せる場合があります
  • 見積もりは無料・最短30分で出張見積もりに伺います。最短即日での対応も可能です
  • 熟練スタッフが見積もるため、提示額と実際の請求にズレが出ません。強引な営業や、後からの追加費用は一切ありません
  • クチコミ5,000件超。実際の作業に対する評価をご覧いただけます
  • 作業実績10,000件以上、東北エリアのなかで最大規模の体制です

許可と、処分先の体制について

弊社は産業廃棄物収集運搬業許可(00400201293)および古物商許可(221020002352)を取得しています。

そのうえで、ご家庭から出る一般廃棄物については、一般廃棄物処理業の許可を持つ業者へ運搬・処分を委託する形をとっています。「許可があるから何でも自社で処分できる」と説明する業者もありますが、実際には廃棄物の種類ごとに必要な許可が異なります。依頼先を選ぶ際は、この点も確認しておくと安心です。

運営会社は株式会社エイトステップ、所在地は宮城県仙台市太白区長町7丁目11-11です。

よくあるご質問

Q. 解体や売却もお願いできますか?

弊社が承るのは、家財を空にするところまでです。そのうえで、解体や売却については提携先をご紹介できますので、見積もりの際にお申し付けください。窓口を分けずに済むぶん、日程の調整がしやすくなります。

Q. 兄弟で相続の話し合いが済んでいないのですが、相談だけしてもいいですか?

はい、もちろん可能です。「まずは費用感だけ知りたい」というご相談も多くいただいています。見積もりは無料で、そのままご依頼いただく必要はありません。金額をお伝えしたうえで、ご家族で話し合う材料にしていただければと思います。

Q. 仏壇や神棚、写真はどう扱ってもらえますか?

はい、供養にも対応しています。提携している寺院での合同供養を20,000円〜(要相談)でご案内しています。扱いに迷うお品があれば、見積もりの際にお申し付けください。

▼ご相談から片付けまでの流れ

  1. お電話・LINE・問い合わせフォームからご連絡
  2. 無料の現地見積もり、または写真でのお見積り
  3. ご納得いただけましたら、そのまま作業を手配

お支払いは現金と各種クレジットカードに対応しています。

まとめ:実家じまいは「家を空にする」から始まる

最後に、この記事の要点を振り返ります。

✅この記事のまとめ

  • 実家じまいとは、誰も住まなくなった実家を空にし、家の行き先を決めるまでの一連の作業
  • 家財が残ったままでは査定も見積もりも出ない。まず家を空にするのが起点になる
  • 進め方は、名義の確認 → 探す物の書き出し → 家財を空にする → 家の行き先を決める → 引き渡しの5ステップ
  • 遠方にお住まいでも、写真での相談・帰省日に合わせた見積もり・立ち会いなしの作業で進められる
  • 家財の片付けの目安は1K 25,000円〜、2LDK 120,000円〜。少量なら軽トラ積み放題15,000円〜

実家をどうするか決めきれないまま時間が過ぎると、家の傷みも管理の手間も増えていきます。方針が固まっていなくても、家財を空にしておくだけで、次に動くときの選択肢は確実に広がります。

まずは、写真を1枚送るところから始めてみませんか。運び出しが難しいものが出てきたら、そこからは弊社にお任せください。

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※弊社の対応エリアは宮城県内です。お電話は0120-392-999(9:00〜21:00)で承ります。