ご両親が亡くなり、空き家になった一軒家。
遺品整理をしなくてはならないことは重々わかっているけれど、なかなか腰が上がらないのも事実。とはいえ、2025年からは空き家に対して高い固定資産税が課されることとなったため、放置するだけで費用がかさんでしまいます。
「早く片付けないと…」こんなときに頼れるのが遺品整理業者です。
安く済ませられるコツを踏まえ、業者に一軒家の遺品整理の相談をしましょう。片付け後の売却まで考えている方は、遺品整理から不動産売却までサポートしてくれる業者に相談すれば、トータルコストが抑えられるためおすすめです。
目次
一軒家の遺品整理の費用相場
一軒家の遺品整理の費用相場は、以下の表のとおりです。
2LDK |
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3LDK |
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4LDK |
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5LDK |
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あくまで相場にすぎず、遺品の物量や品目、住まいのエリアなどの状況に応じて金額は増減するため注意してください。また、都心部と郊外では、都心部の方が金額が高くなる傾向があることには留意が必要です。
遺品整理の場合、現地見積もりで金額を出してもらうことが一般的なので、あまり相場に気を取られすぎないことがポイントです。
遺品整理費用が決まる仕組み
遺品整理費用は、部屋の間取りごとにある程度の相場はありますが、具体的な金額は以下の4つの要素によって決まります。
1.遺品の物量 |
などの理由から金額が上がる |
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2.遺品の種類 |
などの特殊な品物は別途費用になるケースがほとんど |
3.オプション |
などのオプションは別途費用となる |
4.周辺環境や家屋の状況 |
などの場合はトラック代と別途費用がかかる場合がある |
遺品整理費用を安くするコツ
一軒家の遺品整理の費用を安くするコツは、以下の4つです。
- 相見積もりする
- 可能な限り自分で整理する
- 不用品・遺品買取を実施している業者に相談する
- 不動産解体・売却までサポートしている業者に依頼する
遺品整理の費用は、少しの工夫と手間を加えることで安く済ませられるケースがあります。安く抑えるポイントを理解して、効果的に遺品整理しましょう。
相見積もりする
一軒家の遺品整理を安く済ませるポイントは、相見積もりをすることです。
相見積もりは複数社に見積もりしてもらうことを指し、以下のようなメリットがあります。
- 費用が安い業者を選択できる
- 自身の費用相場を把握できる
- 悪徳業者の存在に気付ける
目安として2~3件程度見積もりを取ると、極端な価格を提示する悪徳業者の存在に気づけるうえに、明確な費用相場が把握できます。
ただし、極端に安い金額を提示する業者は、あとから追加請求する手口をはたらく可能性もあるため注意してください。
可能な限り自分で整理する
可能な限り自分で整理をすることも、一軒家の遺品整理費用を抑えるポイントと言えます。
遺品整理業者は、物量や遺品の種類から「どれくらいの人数で何日かかるか」を加味して見積もります。つまり、業者が着手する作業をあらかじめ自分で進めておくと、依頼費用の抑制に繋がる可能性があると言えるでしょう。
特に、「仕分け」「分別」「処分」は費用抑制が期待できる項目なので、可能な限り自分での着手をおすすめします。ただし、遺品の大きさや状態によっては怪我・事故のリスクが想定されるため、決して無理をせずに作業してください。
なお、現地見積もりで「自分でどれくらい作業をしたら安くできるか」のアドバイスを求め、実行すると非常に効果的です。
不用品・遺品買取を実施している業者に相談する
一軒家の遺品整理費用を抑える大きなポイントは、買取を実施している業者に依頼することです。
遺品整理では、歴史あるアンティーク品や貴金属、アクセサリーが見つかるケースがあります。ただし、個人で価値を判断することは難しく、いちいち調べていると遺品整理が進まないでしょう。
買取を実施している業者であれば、遺品整理とあわせて査定も行ってくれるため、不用品の処分・買取を同時に実施可能です。
「不用品を売却して少しでも依頼費用に充てたい」という方は、買取業務を行っている遺品整理業者を探すことが大きなポイントです。
不動産解体・売却までサポートしている業者に依頼する
遺品整理だけではなく、その後の家屋の解体や不動産売却までサポートしてくれる業者に相談すると、以下の理由からトータルコストが抑えられます。
- 複数業者とのやりとりが不要になる
- スケジュール管理が楽になる
- 空き時間を作らず売却まで効率的に進められる
- 業者側も資産価値を意識した遺品整理サービスを提供できる
現状、遺品整理から不動産売却までワンストップで提供できる業者はそこまで多くありません。お住まいの地域に不動産売却まで対応した業者はいないか、ぜひチェックしましょう。
遺品整理業者を選ぶポイント
遺品整理業者を選ぶ際は、以下のポイントを参考にしてください。
地元の業者に依頼する |
業者によっては出張料がかかるケースもある |
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遺品整理士が在籍する業者を選ぶ |
業者のなかには資格保有者がいないケースがある |
料金体系が明確な業者を選ぶ |
料金体系が曖昧だと精算時に不当請求されるケースがある |
評判がよい業者を選ぶ |
印象が良くない場合は悪徳業者の可能性がある |
ポイントに沿って探すことで、悪徳業者にあたるリスクの軽減にも繋がるためおすすめです。
優良遺品整理業者の選び方について詳しく知りたい方は、下記の記事もあわせてご覧ください。
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優良な遺品整理業者の選び方6選 業者依頼のメリットや費用を抑えるコツ
宮城県の遺品整理は「仙台不用品回収サービス」がおすすめ
宮城県での遺品整理を考えている方は、仙台不用品回収サービスを依頼先の候補に加えてみてはいかがでしょうか。
仙台不用品回収サービスは、Googleマップで同業者のなかで全国No.1の評価を得ており、独自の強みとして以下のような特徴があります。
- 納期調整による値下げが可能
- 買取専門店運営で高価買取
- グループ会社内で不動産売却まで対応可能
それぞれ簡単に解説します。
納期調整による値下げが可能
仙台不用品回収サービス独自の料金設定として、納期調整による値下げが可能です。
「もし急ぎで片付ける必要がない」という場合でしたら、納期に幅を持たせ、弊社の都合の良いタイミングで作業に入らせていただくことに対してのお値引きができます。
大変ありがたいことに年々弊社への依頼が急増しており、時には納期の観点から依頼をお断りしてしまうケースもありました。しかし、こういった方法を編み出すことで、少しでもお困りの皆様にお応えするかつリーズナブルな費用サービスのご提供が可能となりました。
買取専門店運営で高価買取
仙台不用品回収サービスは、長年培った買取査定の見識に加え、グループ会社に買取専門店があることもあり、より高価買取を実現することができております。
一般的な家具・家電はもちろん、レトロ商品やニッチなジャンルアイテムなど、多種多様な品物に価格を付けることが可能です。当然、貴金属やアクセサリーなどのお品物にも、対応しております。
最近のご依頼でも、「遺品整理で発見した貴金属だけで作業代金以上のお金が返ってきた」というお客様もおられました。
買取による費用抑制を検討している方は、ぜひ弊社の無料相談をご利用ください。
グループ会社内で不動産売却まで対応
仙台不用品回収サービスは、提携している不動産会社と連携した「遺品整理から不動産売却までのワンストップ対応」が可能です。
地元業者独自の幅広いネットワークを活用した早期売却や、経験豊富なスタッフによる相談開始から売却完了までのマンツーマンサポートが大きな強みです。
一軒家の解体・売却などで少しでもお悩みの方は、見積もりの際に詳しい案内をさせていただきますので、お気軽にお申し付けください。
仙台不用品回収サービスの遺品整理の作業事例
最後に、仙台不用品回収サービスが着手した一軒家の遺品整理の依頼事例を紹介します。
仙台は、関東エリアとは異なり郊外に位置しているので、都心と比較して安く済むケースが多いとされています。料金や作業時間などをぜひ参考にしてください。
3DKの遺品整理事例
最初に紹介する事例は、3DKの一軒家の遺品整理事例です。

- 間取り:3DK
- 作業人数:2人
- 作業時間:3時間
- 買取金額:0円
- 作業料金:40,000円
作業内容は、戸建ての一室および物置の遺品整理です。
部屋や物置には遺品がたくさん残っていましたが、効率的に作業を進め、短時間で遺品整理が完了しました。3DKのご自宅の依頼でしたが、「部屋の一室」「物置」の二箇所の作業だったため、依頼費用は相場価格より格安な4万円となりました。
仙台不用品回収サービスでは、部屋だけではなく庭や物置といった部分の作業も対応しています。
4LDKの遺品整理事例
続いて紹介する事例は、4LDKの一軒家の遺品整理事例です。

- 間取り:4LDK
- 作業人数:6人
- 作業時間:6時間
- 買取金額:10,000円
- 作業料金:140,000円
作業内容は、ご自宅の部屋すべての遺品整理です。
遺品や部屋の数が多かったことやお客様の時間的余裕がない点を加味して、6名の作業員を派遣してスピーディに作業を完了しました。
あらかじめご遺族が細かい不用品を処分していたことに加え、買取可能な遺品もあったため、依頼費用は相場よりも低い価格となりました。