デジタル遺品に困った!デジタル遺品を放置する3つのリスクと対処法

デジタル遺品に困った! デジタル遺品を放置する 3つのリスクと対処法

デジタル遺品を放置することで3つのリスクが生じ、自分や周囲を巻き込むトラブルに発展しかねません。

「わからないから」と放置するのではなく、正しい対処法を覚え、実践することが何よりも重要です。

今回は、デジタル遺品を放置するリスクやその対処法について解説します。やり方さえわかれば誰でも対処可能なので、ぜひ最後まで参考にしてください。

この記事で知れること
  • デジタル遺品を放置するリスク
  • デジタル遺品の正しい対処手順

デジタル遺品とは?

デジタル遺品とは?
デジタル遺品とは、デジタル空間に存在する以下のような遺品を指します。

  • スマートフォン
  • パソコン
  • ネット口座
  • 電子メール
  • SNSアカウント
  • サブスクリプション契約

デジタル遺品を放置すると、情報漏洩・相続漏れ・無駄な支払いなどが生じるリスクがあるため、遺品整理で見落とせないポイントといえます。

デジタル遺品を放置するリスク

デジタル遺品を放置するリスクは、以下の3つです。

デジタル遺品を放置するリスク

それぞれ解説します。

リスク1:個人情報の流出

スマートフォンやパソコンのデータ消去を怠ると、悪意を持った人物が個人情報を解析し、悪用されるリスクがあります。

データ消去を怠るリスク

「めんどくさいから」「消去方法がわからないから」と、デジタル機器を放置する行為は、家族や知り合いを危険にさらすことを忘れないでください。

リスク2:月額料金の無駄な支出

故人が、月額制サービスやサブスクリプションサービスを利用していた場合、解約しないと無駄な支払いが生じます。

  • 音楽配信サービス
  • 動画配信サービス
  • 電子書籍・マンガサービス
  • 定期食材配達サービス
  • 家具・家電のレンタル
  • 洋服のレンタル など

近年、趣味の一環でサブスクリプションサービスを契約する方が多く、故人もその例に漏れません。

遺族が申し出れば解約できるので、まずはどのような契約があるかをチェックしましょう。

リスク3:遺産の相続漏れの可能性

デジタル遺品のなかでもとりわけ多い事例が、ネット口座やネット証券などの相続漏れです。

近年、高齢の方でもネット銀行を利用する方が多くなってきているため、「私達は関係ない」と見過ごすのは危険です。もし、ネット口座に多額の資産があった場合は、当然相続財産に加える必要があるので、必ず金融機関に問い合わせてください。

ネット銀行は店舗を設けていないことが多いため、インターネットで「〇〇銀行」と検索し、ホームページの問い合わせ窓口から連絡しましょう。

デジタル遺品処理の4ステップ

デジタル遺品を放置するリスクを理解したら、次は処理する流れを勉強しましょう。

デジタル遺品処理の4ステップ

適切な手順を踏めば自分でも実施できるので、「わからない」と投げ出さないでくださいね。

ステップ1:ロックの解除

まずは、故人のスマートフォン・パソコンのロックを解除します。

故人がパスワードを残していた場合は、その内容に従ってロックを解除します。もしパスワードを残していなかったら、専門業者に依頼するかパスワード解析ソフトを使用して、解除してください。

ただし、デジタル遺品のロック解除をする際は、2つの注意点を踏まえて実施してください。

  • 何度もパスワードを間違えるとデータが削除されるリスクがある
  • 相続配分が決まっていない場合は、必ず相続人全員に許可を得る

ステップ2:データの確認

故人のデジタル機器のロックを解除できたら、中身のデータを確認しましょう。

  • デジタル機器でチェックすべき内容
  • ネット口座の有無
  • SNSアカウントの有無
  • サブスクリプションサービス契約の有無
  • 家族・知り合いの連絡先や個人情報
デジタル遺品 図解

特に、契約している有料サービスがあったら、早めに解約手続きを済ませてください。また、ネット口座など相続財産に関するものが見つかった際は、すぐに金融機関に連絡してください。

ステップ3:データの削除

デジタル機器の中身のチェックを終えたら、それぞれのデータを削除します。

何かしらのサービスを利用していた場合は、必ず契約解除したうえでアプリを削除してください。また、個人情報や連絡先についても、一つずつ削除して、消去漏れがないかを確認してください。

少しでもデータが残っている場合、それを悪用しようとする第三者が現れ、思わぬ被害に巻き込まれるリスクがあります。

ステップ4:デジタル遺品の処分

デジタル遺品のデータ整理を終えたら、最後に処分しましょう。

  • メーカーに回収してもらう
  • リサイクルショップに持ち込む
  • フリマサイトに出品する
  • 不用品回収業者に回収してもらう
  • 遺品整理業者に回収してもらう

これでデジタル遺品の処理が完了です。

仙台不用品回収サービスは、デジタル遺品の回収が可能で、適切な処分場に持ち込んだうえで廃棄証明書のお渡しが可能です。

遺品整理は進んでいますか?

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本サイトにて「自分で遺品整理を進める方法」を解説した記事があるので、ぜひそちらを参考にして作業を進めてみてください。また、遺品整理を業者に依頼しようか悩んでいる方には、「優良業者の選び方」を解説した記事をおすすめします。

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