遺品整理業者とのトラブル事例&対策！悪質業者の特徴を知って被害を避けよう

事前によく調べずに業者に遺品整理を依頼すると、悪質なトラブルに巻き込まれることがあります。遺品整理業者とのトラブル事例は少なくないため、大きな問題に発展させないためにも事前に対策を行う必要があります。

今回は、遺品整理業者とのトラブル事例を紹介したうえで対策について詳しく紹介します。悪質業者の特徴を知っておくと、トラブルが発生した場合でもすぐに対応できるでしょう。

遺品整理業者とのトラブル事例7選！対策も紹介
悪徳な遺品整理業者を見極めるポイント
まとめ | 遺品整理のご相談は「仙台不用品回収サービス」へ

遺品整理業者とのトラブル事例7選！対策も紹介

遺品整理業者とトラブルになった場合に、対応の仕方がわからずあきらめてしまう方も少なくありません。悪徳業者に騙されないためにも、トラブル事例を把握したうえで対策をしましょう。ここでは、遺品整理業者とよくあるトラブルを7選紹介します。

1.遺品の盗難にあった

遺品整理業者に依頼した際に、遺品が盗難にあうケースがあります。依頼主が故人の持ち物を把握していないことをよいことに、遺品整理業者のスタッフが高額な遺品を盗む可能性があるため注意が必要です。普通では考えられないことですが、実際に多くの盗難被害が出ています。

【対策・ポイント】

遺品の盗難にあわないためには、依頼者も遺品整理の現場に同行することが重要です。作業場に依頼者がいると、不当な行動を起こせなくなります。また、貴重品などの遺品がすでにみつかっている場合は業者が来る前に金庫にしまっておきましょう。

2.遺品を不当な金額で買取りされた

不当な金額で買い取り請求を行う場合があります。とくに美術品や骨董品は専門家でなければ判断がつかないため、依頼者がわからず売却してしまうケースがあります。その場では遺品の価値がわからず、後日不当な金額と気づくことがあります。

【対策・ポイント】

遺品を不当な金額で請求されないためにも、複数の業者に見積もり依頼を依頼することが重要です。美術品や骨董品の個別の金額を聞ける場合は、事前に確認しておきましょう。

また、高額であるものは遺品整理業者に任せずにほかの専門業者に鑑定してもらう方法もあります。遺品整理業者の専門分野でない商品については、業者も適正価格を知らない可能性があるためです。買取価格が高くなりそうな遺品は、買取専門の業者に依頼することも検討してください。

3.見積りよりも高額な金額を請求された

業者のなかには見積もりよりも、高額な金額を請求してくるケースがあります。事前に見積書を出してもらっていても、想定よりも量が多いなどの理由で費用を追加で後日請求するケースがあります。見積もりよりも料金が高くなるケースがあることを踏まえたうえで、ある程度の費用相場を知っておく必要があります。

【対策・ポイント】

見積もりよりも高額な金額を請求されないためにも、見積書の項目をきちんと理解しなければなりません。見積書で不明な項目がある場合は、業者に質問しましょう。きちんと費用を説明できない業者は、依頼しないほうがよいです。

また、悪徳業者のなかには見積書を出さない場合もあります。見積書がない場合は業者の言い値になってしまうため、どれだけの費用になるかは作業が終わるまではわかりません。わかりやすい料金設定の業者を探して、遺品整理を依頼するのが望ましいです。

4.高額なキャンセル費用を請求された

遺品整理をキャンセルした際に、高額なキャンセル費用を請求するケースがあります。適切に契約した場合は、8日間のクーリングオフ制度が有効です。クーリングオフが適用される場合は、無条件で契約をキャンセルできるため料金を支払う必要はありません。

【対策・ポイント】

クーリングオフ制度を利用するには、8日以内に申告する必要があります。適切な方法で契約した場合は、8日間以上経つとクーリングオフ制度が使用できません。しかし、契約を結ぶ場所や内容により、8日間以上経過しても無条件でキャンセルができることもあります。高額なキャンセル料を請求された場合は、法律に詳しい弁護士に相談しましょう。

5.作業が雑で遺品が破損した

遺品整理業者の作業が雑な場合は、遺品が破損してトラブルになるケースがあります。遺品整理は高額な物を取り扱うことも多いため、丁寧に作業を進める業者に依頼することが重要です。

【対策・ポイント】

遺品が破損しないためにも、大切なものがあることを事前に業者に伝えておきましょう。壊れやすいものがあることを事前に伝えておくと、業者も丁寧に作業を進められます。また、遺品整理業者が破損させた場合の保証があるかなど、保証内容についてもきちんと確認しておきましょう。

6.強引に契約を勧められた

強引に契約を進められ、こちらの意図しない契約をさせられるトラブルがあります。強引に契約を勧める悪徳業者は故人が亡くなった情報を知り、自宅に訪問して半ば強制的に契約を進めようとします。

【対策・ポイント】

強引に契約させられないためにも、悪徳業者とはコンタクトを取らないようにしましょう。

自宅のインターホンが鳴った際は、インターホン越しに会話をして業者の良し悪しを判断しましょう。とくに女性の一人暮らしの高齢者は悪徳業者に狙われやすいため注意が必要です。

7.不法投棄をおこなっていた

遺品整理を行った際の遺品が、勝手に不法投棄されるケースがあります。悪質な業者のなかには自治体が定めている方法を用いず、違法な方法で処分することも少なくありません。遺品を勝手に不法投棄した悪徳業者が逃げてしまった際は、依頼者が罰則を受ける場合もあります。

【対策・ポイント】

不法投棄を行う悪徳業者かどうかの判断は、一般廃棄物収集運搬業許可証などの資格を所有しているかどうかで判断をしてください。遺品整理を行うための資格として、一般廃棄物収集運搬業許可証や産業廃棄物収集運搬許可証、古物商許可証などがあります。

不用品を回収して、その業者が不用品を捨てるためには、一般廃棄物収集運搬業許可証が必要です。産業廃棄物収集運搬許可証や古物商許可証だけでは、不用品を廃棄できないため確認が必要です。

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悪徳な遺品整理業者を見極めるポイント

遺品整理業者を探す際は、悪徳業者でないかポイントを意識しなければなりません。悪徳業者に騙されないためにも、7つのポイントについて解説します。

遺品整理に関連する許可を得ていない

遺品整理業者の良し悪しは、遺品整理にかかわる資格を持っているかを確認して判断しましょう。遺品整理士が在籍する業者や一般廃棄物収集運搬業許可証を持っている業者は、ある程度信頼できるといえます。

また、遺品整理士認定協会が認める業者には優良認定書が送られます。優良認定書がある業者は信頼できる業者であることが多いため、公式ホームページなどで資格の有無を確認するのが望ましいです。

所在地や業者情報をオープンにしていない

所在地や住所が明確でない場合は、悪徳業者の可能性が高いです。記載があっても架空の住所である恐れがあり、住所地に業者が存在しないことがあります。住所地に業者が存在しな

料金が明瞭ではない

見積書の項目が不明瞭な業者に対しては、事前に質問をすることでトラブルの防止につながります。悪徳業者のなかには頼んでもいないオプションを勝手に付けて請求するケースがあるため、見積書をきちんと確認することが大切です。

書面での見積もりを発行しない

見積書を提示しない業者には注意してください。見積書を提示せず、口頭で金額を決定する業者も存在します。遺品整理が終わってあとに、見積書がないがために業者の判断で金額を変更されてしまう恐れもあります。

作業説明や料金案内が雑

作業説明をきちんと行わない業者は、作業が雑な可能性があります。遺品整理の作業では、雑に作業をされたことが原因で大事な遺品を破損させられる可能性があります。また、料金に関する案内が不十分な業者の場合も、最終的に費用がいくらかかるかがわかりません。見積書をだしてもらう際に追加費用の目安などを事前に質問しておくと、大幅な追加料金は発生しないでしょう。